こんにちは、STAFF大塚です。
いよいよ過酷な旅へライダーは旅だって行きました。
サポート隊もライダーの後を追って出発をします。
今回のサポート隊の移動距離は約2000㎞だそうで私も気合いが入ります。
今回、私が同行させてもらったのは268X 小栗さんのサポートカー。
ソロで走る小栗さんと同行できるなんてまたとない経験です。
そんな思いを抱きサポートカーはエンセナーダを後にしてミーティングポイント1 El Cruseroに向かいます。
268Xはソロの小栗さんをサポートするために269X 270Xのサポート隊とは別行動。
270XはEl Cruseroに向かうまでに1度ライダー交代をするためです。
269Xは交代はしないもののライダーの搬送の都合上270Xと同行です。
268Xは一番早くにミーティングポイント1に向かいます。
メキシコの国道1号線をひたすら南下を始めて行きます。
途中工事で道の悪い所もありましたがいたって道路の状況は良い方です。
さすがに日本の道路整備には敵わない物の悪くもありません。
信号も無いので走行ペースはかなり速く移動できます。
しばらく走っていると少しずつ景色が変わってきました。
そう、メキシコと言えば・・・
サボテンです。
絵に描いたようなサボテンが一杯です!
この旅の10%はこれを間近に見るためでもあります。
まだこのサボテンは小さいのかもしれませんがこれこそTHE MEXICOです。
一つの目標が達成?されました。
さてガンガン国道を走っていると・・・
見えづらいかもしれませんがトラックが横転しています。
先に書いた通りこの道は速度が上がりやすく大変危険な道。
ちょっと油断をするとこうなっちゃうんですね。
少しドキドキしながらまもなくミーティングポイント1に到着します。
文章にしたらごく僅かなんですがここに着くまでに6時間強かかっているんですよ。
ここでBAJA1000のスケールの大きさを感じる事ができました。
さて、ミーティングポイント1に着いて2時間半ぐらいでしょうか268Xの小栗さんが到着です。
さすがにここまで8時間以上一人で走ってきているのでお疲れです。
確実に完走を目指すために十分な休憩をとります。
次にピットにたどり着いたのは270Xの上ヶ迫さん(ブルーコーンズ)
スタートライダーである満木さん(オグショー827)と途中で交代をしてここまできました。
ここで交代をするライダーは行久さん(ダイワカーズ)です。
行久さんは私たちと飛行機でやってきたのでプレラン無しでレースに参加です。
さらに今から日が暮れてナイトランに入るんです。
若干緊張な面持ちでバイクに跨ります。
この先の安全を願いみんなで送り出しました。
270Xを送り出した後に小栗さんが立ち上がり出発の準備を始めます。
ひとつひとついろんな事を確認しつつバイクに跨りみんなの声援を受けて漆黒の闇に向かって走りだしました。
ここで269Xがまだ到着していません。
小栗さんの話によると途中でミスコースをしたようです。
第2ライダーの小野寺さんが少し心配そうです。
しかし私たちは小栗さんを追うべくミーティングポイント1を後にしました。