YAMAHA発動機 初号機
2010年09月03日
こんにちは、STAFF大塚です。
今日はヤマハで最初に作られたモーターサイクルの話です。
「YAMAHA YA-1」 別名「赤とんぼ」
1897年に日本楽器製造株式会社に始まったヤマハですがヤマハ発動機として創業したのが1955年なんです。実際現存する4メーカーの中では一番後発メーカーだったんです。
なぜ楽器メーカーがバイクを?と思いますよね?
日本楽器(現ヤマハ)は第二次大戦中に航空機のプロペラなどの製作をしており実験用にエンジンの開発もしていました。そこで使用した工作機器の有効活用を考え、二輪車の開発、製作を始めたのがきっかけなんです。
そういった課程をへて誕生したのがヤマハ発動機の第一号車である「YA-1」なんです。
YA-1はデビューして直ぐに「富士登山レース」「浅間高原レース」などに参戦し、当時の強豪メーカーを押さえて見事に優勝を果たしました。
YA-1はデザインと機能を見事に融合させたヤマハの歴史的第一号となったのです。
ちなみにYA-1のカラーは「マルーン」
このカラーは今でも「SR400」などに使われています。