こんにちは、STAFF大塚です。
スーパーテネレ、初代は1986年発売の「XT600Z テネレ」から始まります。
この頃はパリダカールラリー、ファラオラリーなどオフロードラリーがブームになってました。
当時ビッグシングルXT600というオフロードバイクがあり、それをベースにパリダカ風レプリカに仕上げたものが「XTZ600テネレ」でした。
初代のテネレはタンク容量を増やしただけの簡単なモデルでしたが私にはすごく印象に残る1台でした。
さらにアドベンチャービークルとしての改良をしたモデルが発売されたのです。
基本スペックはそのままでカウリングなど長距離ツーリングを目的とした装備を付け加えたモデルとなりテネレは進化を続けます。
ここで基本設計の古い単気筒600のエンジンを捨ててフルモデルチェンジを行ったモデルが登場します。
「XTZ660テネレ」
単気筒水冷660㏄になったエンジンは長時間乗っても疲れにくく排気量が増えたおかげで高速クルージングも楽になったようです。
ここで更に高速アドベンチャービークルの開発が行われ「スーパーテネレ」が誕生します。
水冷2気筒750㏄でエンジンの振動も少なくパワーに余裕のあるエンジンはさらなる長距離ツーリングを可能としヨーロッパなどで幅広く活躍したバイクです。
1989年に発売された「スーパーテネレ」は1996年まで生産されラリーマシンイメージのバイクの人気の低下とともに消えて行きました。
しかしここで見事に復活です。
初代スーパーテネレが発売されて20年、最新の装備を兼ね備え1200になって帰ってきました。