XT1200Z スーパーテネレ インプレッション | YOUSHOPちしきのホームページ
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XT1200Z スーパーテネレ インプレッション
2010年09月10日

こんにちは、STAFF大塚です。

今日はスーパーテネレのファーストインプレッションを。

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ちしきでは「青豹」と呼ばれているスーパーテネレです。

まずは車重なんですが・・・

270キロある車重、数値だけを見ればXJR1300と同等の重さですが、意外や意外、引き回しはそれなりの重量はある物の、ハンドルの高さなどのお陰で思ったよりかは楽な印象。

走り出すと更に軽く快適にワインディングもこなせます。

きっとマスの集中化のお陰なんでしょうね。

次は足回りについてですが・・・

ロードのツアラーからの乗り換えだと柔らかいと感じるかもしれません。

まぁその辺はサスペンションのセッティングをいじれば問題ないレベルになるとは思います。

しかしノーマルセッティングは絶妙でどんな凸凹でも路面を追従してくれています。

もう一つはリアタイヤよりフロントタイヤが大きい点。

オフ乗りの私はまったく違和感を感じなくワインディングもガンガン走っていけます。

しかしロード慣れをしている方は若干の違和感を感じるかもしれません。

フロントタイヤが大きいのでコーナーの進入が若干ルーズに感じると思います。

本物のオフ車みたいに21インチではないので少し乗れば慣れる範囲だと思います。

次はエンジンなんですが・・・

巷ではBMWのGSに比べパンチ力が足りないと言われているエンジンです。

実は私もプレストの試乗会の時に感じた点でもあります。

GSには乗ったことがないので比べることはできないんですが・・・

このエンジンは良いです。

さすがに慣らし中なので思いっきり回してはないんですが低速の印象は凄く粘りがあるエンジンです。ワインディングでダラーッと流している時はほぼ変速は必要はなかった感じです。

2千回転6速でもアクセルを開ければグイグイと重い車重を加速させていきます。

本当にこのエンジンはツーリングにはぴったりのエンジン特性を持っているようです。

とりあえず私の感じた事を書いたのですが感じ方は人それぞれだと思います。

一つ言い忘れましたが、あのサイドラジエターなんですがあれはGood!

ライダーに熱を感じさせなく走行中、エンジンからの熱を感じさせません。

転けたらラジエターが壊れるなんてことも言われますがあの場所はライダーに優しい場所といえます。

スーパーテネレは本当にツーリングのために生まれてきたバイクだと思います。

きっとYAMAHAを代表する車両の1台となることでしょう。

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