そうだ、阿蘇に行こう。高千穂旅情
2010年09月16日
こんにちは、STAFF大塚です。
だいぶん朝晩が涼しくなりました、ツーリングに良い季節になりましたね。
今日は高千穂編です。
夢に終わった高千穂鉄道の旅。
高千穂鉄道という名前になったのは昭和63年の冬でした。
開業は平成元年ということで平成の時代と共に歩み始めた鉄道です。
五ヶ瀬川の渓谷に沿って走るこの鉄道は観光列車としてなかなかの人気だったようです。
紅葉シーズンの景色といえば本当に素晴らしい物があり一度は乗ってみたかった・・・
ところが2005年9月6日に運命の日がやってきます。
台風14号の猛烈な風雨によって五ヶ瀬川が増水し、鉄橋が流されてしまったのです。
その上、法面崩落など一部の線路が流されて全線運休になってしまったのです。
その後、一部区間での運行も考えられましたが結局はそのまま廃線になってしまいました。
こうして高千穂鉄道の歴史は幕を下ろしたのです。
廃線になって5年。
線路は草が覆い、よく見ないとレールが見えないほどに。
一部区間では線路の跡地を遊歩道に、といろいろ活用しているようです。
近くに民家が多い場所にある駅などは今でも綺麗に駅舎が保存されているようです。
鹿児島から高千穂に行くときはほとんどの人が熊本から高千穂峡に向かうと思います。
時間があれば是非日之影町(延岡)方面に足を伸ばして見ませんか?
国道に架かる東洋一の「青雲橋」
コンクリートで作られた日本一長いアーチ橋「天翔大橋」など絶景ポイントがあります。
バイクでツーリングをするには最高のロケーションですよ。
さて、高千穂を離れ阿蘇へ向かいます。