Go!Go!265 プロローグ
2010年10月02日
こんにちは、STAFF大塚です。
このタイトルでピンと来た人は結構マニアかも?
265とは?
九州山脈を縦断する景色は最高な国道265号線のことです。
景色は・・・素晴らしいんですが・・・
国道265線、別名酷道265号線と呼ばれています。
熊本県阿蘇市から宮崎県小林市に抜けるこのルートは全長約200キロ
国道とは名ばかりで一部の峠越えでは一車線で路面は荒れ放題で所々でガードレールは無く、
路肩は欠損し、路上には石ころは転がっていて更に大雨が続けば崖崩れで通行止めになる素晴らしい国道なんです。
この普通車でも離合不可能なこの道が今回の旅のターゲットです。
この日の天気は晴れ。
宿を取った熊本の朝の気温は18度。
この時期の気温にしては若干冷え込んでいたようです。
まぁこの程度の気温ならと意気揚々で出発し、阿蘇から高森を抜けて一路高千穂へ。
さすがに山を登って行くと気温がぐんぐん下がってきた。
道路上にある気温を示す温度計を見ると15度にまで下がっていた。
気温15度ということは体感気温は10度弱だと思われる。
完全に油断をした私は念のためにと持て来たトレーナーを着込んでリスタート。
しかしグローブは夏用・・・もうグリップヒーターがほしい・・・
高千穂を抜け国見峠を越えて椎葉村までは景色も良く素晴らしい快走路。
すべてがこんな道であれば265号線は阿蘇に続くライダーの聖地となったことでしょう。
しかし椎葉村を越えたころ酷道が牙を剝き始めたのである。
続く