こんにちは、STAFF大塚です。
話はいよいよゴールのラパスへ。
ポイント5での道中ではさすがに皆さんお疲れモード。
休憩を取りつつラパスに向かいました。
ラパスに着いた頃、時間は深夜の0時頃だったと思います。
とりあえず宿泊先のホテルに荷物を置きに行きます。
269X TOKYOBOYS 270X 西日本チームは20時頃に無事にゴールを果たしていました。
両チームのライダー&スタッフ全員小栗さんを迎えたい気持ちで一杯だったようですがさすがにみなさん疲労困憊で死んだように寝てしまったようです。
とりあえず荷物を置きポディウムのある場所に向かいます。
ここでフォレスト代表の大林さんと合流します。
ピックアップトラックの荷台に乗って夜の街を走って行きます。
この夜風が多少は肌寒いものの眠気を飛ばしてくれるものでした。
ポディウムに到着するといきなり空腹が襲ってきました。
すると大林さんが美味しいハンバーガー屋さんに連れて行ってくれました。
そのハンバーガーはボリューム満点でとても美味しかった!
コーヒーを片手にゲートの先に目を凝らします。
小栗さんのマシンのライトはH4のシングルライト。
それだけで向こうから見えるバイクを判別します。
1灯のライトが来たら「小栗さん??」と思いながらゲートの方に近づいて行きます。
何台か同じような車両にスカされながらも到着を待ちます。
するとまた向こうから1灯のバイクが走って来ます。
今度こそ?と思って近づくと・・・268X・・・小栗さんだ!!!
ゲートをくぐる小栗さんは本当に疲れ果てていました。
エンジンを止めるためのキルスイッチも押せないぐらい体に力が入らないようです。
バイクを止めバイクから降り少し話していると小栗さんは地面に倒れ込みました。
立っていることもできないぐらい憔悴しきっています。
小栗さんはこの頃の出来事はほとんど記憶が無いと言っています。
人間極限まで体を酷使するとこうなってしまうんだと。
しばらく倒れ込んだ小栗さんを囲み談笑。
さらに観光客が倒れ込んだ小栗さんを見て写真を撮っていました。
ソロで走りきったと説明を受けてその人達は拍手をしてくれました。
やはり一人で1000マイルを走りきるということは凄いことなのです。
しばらくしてポディウムが空き、いよいよ#268がポディウムに上がります。
もう深夜も通り越した時間なので観客もまばら・・・
華やかなゴールではないものの気分は上々♪
この場所に来て本当に良かったと思える瞬間でした。
しばらくしてポディウムから降りてホテルに帰ります。
小栗さんのウイニングランです。
ホテルに着いて#268のスタッフさん達とささやかな打ち上げ。
この時に飲んだビールが本当に美味しかった!
この時の小栗さんは着ている物も自分で脱げないほどに疲れ果てていました。
さすがに全員体力的にも疲れていたので早々と切り上げてこの日は寝てしまいました。