こんにちは、STAFF大塚です。
ミーティングポイント3を後にしてミーティングポイント4を目指します。
カリフォルニア湾沿いの国道を走りだしたと思えば山に入って太平洋側に向かいます。
次のミーティングポイントの場所は土地の名称が解りません。
フォレストスタッフの大石さんのGPSナビを頼りにBAJAピットを探します。
大通り沿いにピットを探すんですがありません。
人が集まっているところにあるんじゃ・・・と思いながらきょろきょろ探します。
それでも見つかりません。
他のチームスタッフに聞いてみると国道から1マイルぐらい入った所だと・・・
とてもそこまでは入っていけずに国道沿いの分岐点で小栗さんを待つことに。
この分岐点が非常に分かりにくく、ほとんどのドライバー、ライダーがミスコース。
しかしギャラリーが分かりにくいのを知っているので車両が来るとみんなで誘導をしてました。
でもどんどんと日が暮れてくるにつれギャラリーも少なくなってきました。
一般車両もはしっているので不用意に道路に出て誘導もできません。
とっぷりと日が落ちた頃1台のバイクが分岐点を行き過ぎていきました。
もう暗くてゼッケンの確認も容易ではありません。
必死でコースはこっちだと伝えようとしたらバイクは気づいて戻ってきました。
それはなんと小栗さんでした。
ピットに入ってきた小栗さんはかなり憔悴しています。
ここまで30時間を超える走行をしていているので私には想像できないぐらい疲れているでしょう。
しかしもう完走が見えてきた距離。
小栗さんもここまできたら時間内完走を目指し気力を振り絞ります。
どんな状態であってもスタート前のチェックを忘れず自分のペースを守る小栗さんを見てやはり数々の経験をしてきた人はやっぱり違うんですね。
そんな小栗さんを見送りました。
そして2日目の夜の戦いが始まります。