超スーパーテネレ?
2010年08月22日
こんにちは、STAFF大塚です。
もうじきスーパーテネレがやってくると言うことでテネレネタを。
1985年までXT600テネレでパリダカを戦い続けてきたヤマハ・・・
レースでの速度が年々上がって行く中、単気筒のXT600では回転の伸びが足らず最高速ではBMWにかなわずTEAMソノートヤマハ(現フランスヤマハ)は本社に対して2気筒の新型エンジンの開発を求めました。
しかしいきなりのエンジン開発もできる訳もなくとりあえずヤマハが制作したマシンがこれ。
当時まだ新しいメカニズムを搭載した「FZ750」の4気筒5バルブエンジン。
ジェネシスエンジンと言われたこのエンジンを積んだオフロードマシン。
今では考えられないようなモンスターマシンです。
さすがにレースではパワーは得られたものの車両重量が半端無く重いのと(それでも190㎏弱)思ったようにトラクションが得られず結果は残せませんでした。
このような試行錯誤を繰り返し、並列2気筒「スーパーテネレ」が誕生したんです。
当時私はこの車両を生で見て感動をした思い出があります。
良くも悪くもこんなマシンを作れるのはヤマハだけであり唯一無為の存在感を感じたからです。
歴代ヤマハの車両にはそんなバイクが何台も存在しています。
またそんなバイク達をブログで紹介していきたいと思います。