BAJA1000の記憶 Dura jornada | YOUSHOPちしきのホームページ
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BAJA1000の記憶 Dura jornada
2011年01月23日

こんにちは、STAFF大塚です。

ミーティングポイント4を出る頃にはすでに辺りは闇。

次のポイントまでは車での移動は少なめです。

さすがにサポートカーの飲み物や食べ物も底をついてきました。

先にも書いたようにコンビニなどはありません。

しかし小さな街の中に小さなお店を発見!!

入ってみると地元のお客さんがポツリポツリと2,3人。

日本のコンビニとは違い、なにやら薄暗くとても怪しい雰囲気。

でも向こうでは普通のお店でお店のおじさんも普通。

さすがに日本人が珍しかったような感じでした。

さぁ!ミーティングポイント5に向かいます。

ポイントに着くまではずっとダートでその道が最悪!

ブルを入れて道を馴らそうとしたんでしょうが精度が悪くて道が洗濯岩のように。

正直サポートカーが壊れると思ったぐらいです。

そんなこんなでミーティングポイント5に到着です。

ここでまたしてもバハピットが見あたりません。

またしてもピット探しから始まりました。

フォレストスタッフの大石さんが他のチームスタッフに聞きに回ります。

私はバンの近くで待機しているとライダーが必死な形相で近づいてきます。

「BAJA PIT!!」←訳 バハピットはどこ??

それは私が聞きたかったぐらいなんですが・・・

この時は本当に知らなかったので「I Don’t Know!」と答えるとライダーは走っていきました。

きっとこのライダーはどこかでミスコースをして燃料が厳しかったのでしょう。

知っていて教えてあげれていれば彼はきっと安心できたと思うんですが・・・

この後にこの地点から1マイルほど先にピットがあることが判明しました。

きっと彼はピットにたどり着けたと思い一安心でした。

とにかく真っ暗な場所なので分かりやすいところに小栗さんのピットを設営します。

もしかしたら小栗さんはもう通過してしまった可能性もあるので私を除いたスタッフさん達がバハピットまで確認をしに歩いて行きました。

すると10分位でしょうか?

小栗さんが到着しましたー!

少し話をしてみるとポイント4と5の間はかなりのシルト地帯でそうとう苦労されたようです。

闇の中のシルトは想像を絶する走りにいようで小栗さんもだいぶん体力を奪われたようです。

そんなことを話しているうちにみんなが帰ってきました。

もうゴールのラパスまでポイントはありません。

マシンの最終調整を時間をかけて行います。

もうここまで来たら時間内完走が見えてきました。

しかしここからがバハの魔の時間でもあります。

トラブルもでたりしてゴール前にしてリタイヤなんてこともあるようです。

それこそ神のみぞ知る事なんですが万事を尽くして天命を待つ、この言葉がピッタリなこの状況。

どんなレースでもあることなんですがここまで来たら・・・

小栗さんはいつものようにゆっくりと準備をして最後にみんなで・・・

「ラパスで会おう!」

そしてゆっくりと闇の中に走り出して行きました。

この間、写真を撮ることを忘れている事に気づきました。

文字ばかりのブログですみません。

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