こんにちは、STAFF大塚です。
ミーティングポイント1を離れミーティングポイント2(San Ignacio)を目指します。
今からは夜間のレースに突入です。
ライダー達にとってはもっとも危険な時間帯に入ります。
たった一つのライトで闇夜の走行です。
昼間でも大変なオフロード走行なのに夜間の走行となると相当神経を使います。
バイクに乗っている方は解ると思いますが夜の走行はやはり気を遣います。
さらに4時間以上後にスタートしたトロフィートラックが追いついてきて追い抜きをかけてきます。
広い場所でならマシなのですが狭い場所ではコースアウトして転倒などということも。
転倒とまぬがれてもシルトにはまり体力を使ってしまいます。
このバハではシルトがくせ者なのです。
ピットではライダー達が「あの場所のシルトが・・・」と
ところでシルトとは・・・
土壌または堆積物で粒子の大きさが砂よりも細かく、粘土よりもあらいもの。おもに石英や長石などの鉱物片からなり、粘土鉱物が大量に混じる。地質学では粒子の直径1/16~1/256mmを基準とするが、土壌学では0.02~0.002mm、土質力学では0.074~0.005mmが基準。
と、書かれてもピンとこないですよね。
そこでこの映像。
まるで砂漠を走っているようです。
こんな場所をバイクで走るのは本当に大変な事です。
1000馬力近いトロフィートラックでもスタックするとなかなか脱出はできないと言われています。
次にこの写真なんですが・・・
確かにずっと埃まみれの場所ばかりいたのでレンズが汚れていたと思っていたんですが。
この光っているのはどうもシルトらしいんです。
日本に帰って来て夜写真を撮ってみたんですがこんな風には写らないのです。
これだけ砂が舞っているんですねー。肺の中にもシルトが入ったかもしれませんね。
さてさて旅は5時間の走行を終えレース折り返しのミーティングポイント2に到着です。